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Q.家を買う!と決める前に大事なことはなんですか?

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持ち家にするか賃貸するかを長期的な展望で検討しましょう。冷静に判断するために、自分の意見だけでなく第三者の意見を聞くことがポイントです。また、事前に夫婦で「マイホームの価値」についてきちんと話し合い「判断基準」を統一しておくことも大切です。
 

さて、これを読んでいるみなさんは、マイホーム購入・建築について今どんな状況・段階でしょうか?モデルルームを回っている人、土地を探している人、住宅展示場を回っている人、具体的にプランを打ち合わせている人、すでに着工している人、さまざまだと思います。

もし、まだ準備段階だとしたら、まずは「この先どのようにして暮らしていくか」という長期的な計画から考えることをオススメします。「とりあえずは賃貸でいいや」という人でも、「いつまで賃貸住宅に住むのか」「どのような状況になったら家を持つことを考えるのか」「家を持つとしたら、どのような条件・要望があるか」といった普段棚に上げていることを一度じっくり考えてみましょう。

というのは、いきなり「家を入手する」という選択肢を実行することは、とても難しいからです。家の入手にあたっては、いくらかの自己資金が絶対に必要ですし、モデルルームめぐり、土地の選択・建築の依頼先の吟味・新居への要望の整理・資金や融資の計画など、多岐にわたって準備しなければならないことが山のようにあります。

「持ち家(マンション含む)を入手する」という決断をしてからでは、業者や情報に踊らされるばかり。事前にマイホームについての情報収集を行い、おおよその方向性と目的をある程度固めておかないと、自分にとって大切なことを見失ったまま「こんなもんかな」と流されてしまうことにもなりかねません。

たぶん最初の分岐点となるのは、「持ち家」と「賃貸」どっちに住む?ということになると思います。損得勘定は人それぞれ。「ずっと家賃を払うなら、ローンを支払ってやがて自分のものにしたい」というのもひとつの考え方ですし、「家を買ってもローンを払い終わる頃には中古物件としての価値はほとんどない。だったら賃貸に暮らしながらローンの利息分を貯金しよう」という判断もアリだと思います。

正直、「持ち家」と「賃貸」を比べても、ほとんど金銭的な損得はないと思います。

マンションを買うと、管理費や修繕積立金、固定資産税の支払いが発生しますが、賃貸のままでも管理費を家賃込みで支払っている場合もありますし、礼金や更新料、何より住んでいる限り永久に家賃がかかります。マイホームだって表面的には諸経費がかからないようですが、屋根や外壁が傷めばその時には大きなリフォーム費用やクリーニング費用が掛かるので、結局はマンションと金額的には大差ありません。賃貸のままですと、歳を取ると、それだけで入居を断られるケースや、保証人がたてられずに断られるケースもあり、更新や引っ越しの度に、ヒヤヒヤする方も多くいるようです。でも買ってしまうと容易に住み替えたり引っ越したりできない......等々、悩みは尽きません。

ただし、それらが単なる先入観や思い込みだけでないことが大事。「本当のところ」の概要を知るには、コンサルタント(FP)、マンション業者、ハウスメーカー、建築家といった、立場や価値観の異なる住宅のプロたちの言い分をひと通り耳に入れてみるといいです。その中で自分にとってうなずける意見や違和感を覚えるフレーズなどを取捨選択していけば、具体的な家づくりの進路がきっと見えてきます。

夫婦の意志統一をはかるには

家づくりの準備段階でぜひ心がけておきたいのが、住まいのイメージについて夫婦ですり合わせをしておくことです。これが実は意外と難しいもので...。お互いに「わかっているつもり」で話を進めていくと、実際にマンションや土地、依頼先を検討するときになって「え、そんなこと考えていたの?」と衝突することにもなりかねません。仲の良い建築家の方にお聞きすると、「打ち合わせ中に夫婦ゲンカが始まって困った」という話を本当によく耳にします。かといって、あらためて向かい合って話し合うのも、照れくさかったり、なんだか億劫だったりしますよね。そういうときは、週末ごとに住宅関連のテレビ番組や住宅雑誌を一緒に見るだけでもいいと思います。そうしてお互いに感想を伝え合うのです。

同じ写真を見ていても、それぞれに視点は違うはず。「こんな家住みたくないなぁ」「あら、こういうインテリアいいじゃない」といった会話を積み重ねていくことで、それぞれの好みがより具体的に理解できるようになります。モデルルームや住宅展示場に行くのはそうしたやりとりをしばらく続けてからのほうがいいです。外に出かけると、日常的な感覚を忘れてしまいますからね。「アウェイ」ではなく、「ホーム」でのリラックスした状態で互いの本音を引き出し合うようにしましょう。

こうしたミーティングを定期的に継続していくと、夫婦の意識のズレを小さくするだけでなく、判断材料が蓄積されます。のちのちいろんな場面で選択を迫られたときに、夫婦の中に基準があれば必要以上に迷ったり、判断がブレたりすることがなくなるというメリットも得られますよ。 

当社では代表の占部が、銀行員時代の豊富な住宅ローン実務経験を活かして、「家を買おうかな・・」と思われた段階から、丁寧にアドバイスをさせていただいています。
驚くほど多くの方が、「仲の良い友人が家を買うから私も、」とか「このくらいの歳になったら家を買うのが当たり前」とばかり、「買うことが目的」になっている方が多いです。大切なことは、家を買うことでどのような幸せを手に入れられるのか、どれだけの満足感と安心感を手に出来るのか。それをきちんと家族で話し合うことです。せっかく人生で一番のお買い物をされるわけですから、「あの時こうしておけば」ではなく「あの時きちんと考えたからこそ」という選択をしたいですよね。すべてのご相談に乗ります。ご安心ください。